面接の受け答え、あいづちにご用心

ATCの仕事

新聞でリクルーターの皆さんに参考になる記事がありました。
ちょっと耳の痛い話かもしれませんが、お付き合いください。

ある企業の採用担当者によると、面接の受け答えのあいづちで損をしている人が多いそうです。
例えば私も経験したことがあるのですが、あいづちで「うん、うん」という人がなんと多いことでしょう。
敬語を気にしてる方は多いですが、あいづちは盲点かもしれませんね。日ごろの癖が出るのでしょう。

また「なるほど」も関係者によっては相手に対して失礼にあたるそうで、本来「なるほど」は上位者
または同等の相手が使う言葉で、下位者からいうのは失礼にあたる場合があるとのこと。確かに
野球部で監督からアドバイスを受けている選手が、「なるほど」というのはあり得ないケースかもしれません。
「はい、わかりました。」のほうが適切に感じます。

 第一声の前置きで使う「そうですね。」も気を付けなくてならない言葉だとその記事では述べています。
プロ野球のヒーローインタビューでなら「今日の勝因の要因はどこでしょうか?」と聞かれて
「そうですね。普段どおりに臨めたことだと思います。」答えるのはよいと思うが、就職面接で
「今まで内定が出なかったのはなぜですか?」と聞かれて「そうですね。私としては出遅れたことが
すべてだと思います。」などどもったいぶっているわけにはいかない。と書かれていました。

もちろん、この記事がすべて正しいとは思いませんが、こういったちょっとした言葉の印象の積み重ねが
面接試験の合否を分けているかもしれませんね。私も自分のあいづちの仕方、語幹(一応…)や語尾(…しちゃって)
など、言葉遣いの癖を家族に聞いてみようと思いました。

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