大学時代に父との離別や母との死別を経験して、弟と二人暮らしをしていました。
その結果か、粘り強く考える力であったり、そういった特殊事象を抽象化して、役所の手当を受給できないか、といった視野の広さが身に着いたように思います。
その分、遊んだりしてこなかったので、テレビや芸能界はもちろん、遊びやお酒も知らない学生時代でした(笑)。
自分が出来ることは何かといえば、まず一生懸命取り組むことだと思いながら勤務していました。
代表や先輩から指導を受けながら会計入力、申告書作成、打合せ同席等、一連の業務を経験していきました。
電子申告業務の支援をしたり、年末調整などを社内で円滑に進めるための係として、運営の支援も経験させてもらいました。
自分一人で仕事をしているわけではなく、互いにフォローしながら、業務が行われていることを実感した経験でした。
MAS監査とよばれる、経営計画の立案とその管理をするサービスを社内で初めて提案し受注しました。
経営の業績を伸ばしていくにあたって、会計面からの支援をしていく過程で、考察する力を磨いて行けたように思います。
業界としては当時、まだ普及していなかった家族信託というスキームも勉強して提案・成約に至っていました。
クラウド会計ソフトが社会的に普及してきていたので、顧客に導入提案しつつ、仕事量も増えていかに効率よく処理するかを考えて業務を行っていたように思います。
業務拡大に伴い、社内のシステムの入れ替えや電子申告の本格導入を行った際に中心的に立ち上げに関わりました。
このくらいから独り立ちして、顧客対応は全て一人で対応するようになりました。
相続案件はもちろん、新規顧客の営業や提案、スキーム構築や提案をしていきました。
手ごたえはあったものの、合格すると思っていなかった法人税法に合格しました。
想定外だったのですが、やはり合格できたことは強く印象に残っています。
顧客の担当を無闇に減らすことなく合格できたことは、自信につながったように思います。
採用担当に立候補し、求人から面接まで関わりました。
ご縁があって一緒に働いてもらえることとなった後輩の教育をしながら、長期的な運営を考えるきっかけとなりました。
青山学院大学の専門職大学院に入学。
平日夜の講義は、定時より早退をしてもらいながら通学しました。
課題は多かったので寝不足になりながら勤務していました。
ただ、ZOOMで顧客と打合せをさせて頂けるようにお願い出来ていたので、訪問時間が削減でき、上手く業務を完結出来ていたかと思います。
同僚や先輩も協力してくださったので、何とか通えました。
社内の営業責任者・品質&IT責任者に任命されたので、そちらの職務も行いながら、後輩の教育もしていきました。
昨年の大学院の成績によって、最優秀賞を受賞しました。
社内の協力があっての成果なので、とても感謝しています。